防火シャッター 運動エネルギー計算
H(m)
W(m)
閉鎖時間
T(秒)
平米重量
(kg/m2)
M
(kg)
V2
(m/s)
(10J 以下)
説明
平成28年6月1日に施行された法改正により、定期報告制度に「防火設備」が追加新設されました。随時閉鎖式(感知器連動等)の防火扉・防火シャッター他の防火設備は、毎年定期検査が必要となります。現地検査の際に、防火扉・防火シャッターの運動エネルギーや閉じ力を計測しなければなりません。
平成17年告示(第1392号)により、運動エネルギーは「10J(ジュール)」以下、閉じ力は「150N(ニュートン)」以下であることを検査で確認します。閉じ力に関しては、現場においてプッシュプルゲージ等で測定すれば、すぐに150N以下かどうかの判断がつきます。一方、運動エネルギーはシャッターの開口寸法や閉鎖時間を測り、その後計算式に当てはめて計算結果を得なければ、10J以下になっているか判断がつきません。
報告書を作成する際に、運動エネルギーの計算を行い10J以下になっていることを確認して、報告書に◯を記載することになりますが、一つ一つ計算するのはなかなか時間もかかり面倒です。また現場検査の時に、その場で10J以下になっているか判断できれば、様々対策を取れることもあります。
そんな時のためにWEB上で計算が簡単にできる この「防火シャッターの運動エネルギー自動計算フォーム」ページを用意しましたので、検査時や報告書作成時にご活用下さい。
※現在のページは「防火シャッター」の自動計算フォームです。
→「防火扉」の計算フォームはこちらへ
使い方
この計算フォームは誰でも無料で自由にお使いいただけます。パソコンはもちろんスマホでも使用できます。
1. 「番号」欄は、通し番号や防火シャッターの番号など、あとで分かるように任意の数字をご入力下さい。
2. 「場所」欄は、階段室・吹抜部など、あとでどの場所の測定結果か分かるようにご自由にご入力下さい。
3. 数字は、半角でご入力下さい。
4. 防火シャッターの「開口高さ(m)」「開口幅(m)」「床面1mからの全閉鎖時間(秒)」「シャッターの平米重量(kg/m2)」をご入力下さい。
※シャッターの平米あたりの重量はメーカーに問合せするか、カタログ等で確認するのが正確です。防火設備定期検査業務基準の中で確認の目安として、一般的な30kg/m2を採用していますので、不明な場合は30kgでご入力ください。
5. 最後に青い「計算」ボタンをクリック。
6. 計算結果が表示され、10J以下だと緑で「OK」、10Jを超えると赤で「NG」と表示されます。
7. 「シートを追加」ボタンで、フォームを複製できます。
防火シャッターが複数ヶ所ある場合は、追加してご使用できます。
8. 「シートを追加」で複製した後、不要なシートは「シートを削除」で消すことができます。
※ただし、一番下から消去されます。
9. 印刷も可能です。スマホの方はPDFなどで保存すると便利です。