<無窓の居室>換気量計算シート
(m2)
(m2/1人)
(m3/h)
(m2)
(m/s)
(m3/h)
説明
換気に有効な窓がない居室は「無窓の居室」となり、機械換気設備の設置が義務付けられています。また「劇場等の居室」においては、窓の有無に関わらず機械換気設備の設置が必要です。
そして、実際にその機械換気設備で、必要となる換気量が出ているか定期検査で確認しなければなりません。経年のうちに機器の不具合が発生していたり、ホコリ等による目詰まりで換気量が低下していることがよくあります。
まずは、図面等から該当する居室の床面積「Af」を算出します。そして、その居室の使用状況から1人あたりの占有面積「N」を割り出します。一般的な居室でN=3~5程度です。
社長室のような人が密集しない部屋ではN=10という場合もあります。10を超える場合ではN=10で計算します。
風量測定は風速計を使用し、5点測定などの方法で測定点を決めて測定します。また、排気口又は給気口の開口面積を測ります。ガラリ等がある場合、開口率で調整します。風速の平均値と開口面積を計算式に当てはめると、実際の1時間あたりの換気量を求めることができます。
詳しい計算はこちらのページをご参照下さい。
※「機械換気設備の換気量測定〈無窓の居室〉」
使い方
この計算フォームは誰でも無料で自由にお使いいただけます。パソコンはもちろんスマホでも使用できます。
1. 「番号」欄は、通し番号や部屋番号など、あとで分かるように任意の数字をご入力下さい。
2. 「場所」欄は、2F休憩室など、あとでどこの居室か分かるようにご自由にご入力下さい。
3. 数字は、半角でご入力下さい。
4. 無窓の居室の「床面積(m2)」「1人あたりの占有面積(m2/1人)」を入力。
5. 次に排気口or給気口の「開口面積(m2)」、ガラリ等があればその「開口率」を入力。
6. 実際に測定した「風速(m/s)」の平均値を入力。
7. 最後に青い「計算」ボタンをクリック。
8. 計算結果が表示され、「必要換気量」に比べ「実換気量」が上回っていれば緑で「OK」、
下回っていれば赤で「NG」と表示されます。
9. 「シートを追加」ボタンで、フォームを複製できます。
無窓の居室が複数室ある場合は、追加してご使用できます。
10. 「シートを追加」で複製した後、不要なシートは「シートを削除」で消すことができます。
※ただし、一番下から消去されます。
11. 印刷も可能です。スマホの方はPDFなどで保存すると便利です。