神戸市 − 定期報告済ステッカーを配布開始
神戸市は平成26年度報告対象分から「定期報告済ステッカー」を配布することとしました。
配布開始日は平成26年8月1日(金)からで、安全対策課にて報告書類を受付した際にお渡しするとしています。
このようなシールはすでに各定期報告関係法人が採用し配布しているところではありますが、
新たに神戸市も配布することを決定したようです。
定期報告を実施した証として、広く建物の利用者等に定期報告制度を知ってもらう目的があるわけですが、
実際のところ一般の人がどれほど意識しているかは、まだまだこれからの活動にかかってくると言えそうです。
防災意識が高まる昨今、行政側でも定期報告制度の徹底を掲げていますので、今後の取り組みを期待したいところです。
気になるデザインですが、さすが神戸という感じのオシャレな仕上がりで、神戸の海岸線と青い海を取り入れ、地域を反映したデザインとなっています。
画像:神戸市HPより
(財)日本建築防災協会と定期報告関係地域法人とで、当時作成した基本のマークは、平成14年11月に商標登録されているそうで、建築防災の安全を示すマークとして、ステッカー等の報告済証に採用されています。
[参照]
神戸市HP-建築指導部 特殊建築物等 定期調査報告済 ステッカー
http://www.city.kobe.lg.jp/business/regulation/urban/building/other/teikihoukokuzumi_sticker.html
(財)日本建築防災協会 「特殊建築物等定期調査報告マークの活用状況について」
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/files/2014/08/kenbokyonews140820.pdf